スポーツジムやプールで体を動かすとき、貴重品を持ったままではとても不便です。そのため多くのスポーツジムやプールには、備え付けのロッカーが用意されています。それでも盗難の危険性はゼロではないので、プラスアルファの対策でより安全にスポーツジムやプールを楽しんでください。
スポーツジムやプールで盗難対策をしたほうが良い理由
身軽な格好で体を動かす場所であり、かといって荷物をそのまま放置していると置き引きの危険性が高まります。備え付けロッカーを利用する場合でも、防犯対策をするに越したことはないでしょう。備え付けのロッカーの中には、何年にもわたり設置当時のままである物もあるので、悪意のある人が鍵を持ち去り、合鍵を作っている可能性も否定することはできません。また、鍵部分のつくりが比較的チープなものも存在します。それこそ、別のロッカーの鍵で開けられる、特別な知識がなくてもピッキングできてしまうといったタイプもあるかもしれません。そういったケースも踏まえて、防犯対策を行うと安心です。
スポーツジムでできる防犯対策
効果的な防犯対策には、どのような方法があるのでしょうか。備え付けのロッカーを使いつつ、独自の工夫でさらに安全性を高めてみましょう。
有料ロッカーを利用する
施設によっては、有料、無料の2種類のロッカーが用意されているケースがあります。有料ロッカーは文字通り費用がかかってしまいますが、その分防犯性を高められるので、リスクを軽減したいのであれば使わない手はありません。安心への投資として、役立ててみてはいかがでしょう。
貴重品はなるべく持ち込まない
そもそもスポーツジムやプールに貴重品はあまり持たないよう意識するというのも有効な工夫のひとつです。財布や鍵などは必須かもしれませんが、それでも財布の中身を少なくする、専用の財布を用意する、必要最低限の鍵だけ持ち歩くなどして、万が一の事態に備えてください。
きちんと施錠を行う
ロッカーは、施錠機能がついているからこそ有効に感じられる貴重品管理方法です。そのため、施錠を忘れてしまってはせっかくロッカーを利用しても意味がありません。防犯カメラが設置されているとある程度危険を回避できますが、それでも絶対に安心できるとはいい切れないでしょう。毎回、きちんと施錠をおこなってください。
バッグにも鍵をかけておく
万が一ロッカーが開けられてしまった場合に備えて、バッグそのものにも対策を施しておくことをおすすめします。ロッカーが開けられたとしても、バッグを丸ごと盗み取っていくのは、犯人にとってリスクが高いでしょう。防犯カメラに映りやすい、フロントや他の利用客に怪しまれるといった可能性も出てくる事から、貴重品だけを抜き取るといった手法が多く見られます。そのため、バッグ自体を容易に開けられないようにしておけば、リスクを軽減できます。おすすめは、パドロックこと南京錠の使用です。小型で簡単につけ外しができ、壊されにくい特徴があり、ロッカー内の防犯対策として適した印象に感じられるでしょう。扉や門の施錠に適した大型のものだけでなく、それこそバッグ向きの小型でおしゃれなアイテムも少なくありません。お気に入りを見つけて、うまく役立ててみてはいかがでしょうか。
ロッカー以外でも盗難にあう可能性もあるって本当?
スポーツジムやプールにおける防犯意識が重要なのは、ロッカーだけでもありません。運動後の、お風呂やシャワーでも気は抜けません。対策としては、自分の物は自分の手の届く場所、目に入る範囲においておくことをおすすめします。単純な方法ながら効果的なので、ぜひ覚えておいてください。スポーツジムやプールでは、のびのびと運動を楽しみたいところでしょう。ですが、そうした意識が生まれやすい環境であるからこそ、置き引き犯の狙い目ともなってしまいます。上記を参考に、スポーツジムやプール内での盗難対策をしっかり行うようにしましょう。