2024.10.01LOTO(ロックアウト / タグアウト)とは

ロックアウト / タグアウトは、機械設備のサービスやメンテナンス中に危険なエネルギーを管理するプロセスです。これは、ロックアウト用のパドロックやその他ロックアウト装置、そしてタグをエネルギー遮断箇所上に設置し、ロックアウト装置が取り外されるまで管理対象の設備を操作できないようにするものです。

なぜロックアウト / タグアウトのプログラムを実施するのか?

効果的なLOTOプログラムを実施すると、組織全体に次のような効果が現れます。
・怪我や死亡事故件数の減少
・保険や補償にかかる費用の削減
・設備稼働率の向上(ダウンタイム低減、生産性向上)
・作業者技能の向上
・従業員の主体性の向上
・企業のブランドイメージの向上(社会的責任)

OSHA規格

国際企業の多くは、OSHA規格を取り入れてロックアウトのプログラムおよび手順を管理しています。
Master Lockのロックアウト / タグアウト用製品はすべてOSHAガイドラインに準拠しています。
LOTOと危険なエネルギーの管理に関するOSHA規格はOSHA規格1910.147です。
OSHAロックアウト規格には次の4つの重要ポイントがあります。

1. ロックアウト装置が識別可能であること
2. ロックアウト装置をエネルギーの管理目的のみに使用すること
3. それ以外の目的に使用しないこと
4. 次の要件を満たしていること:耐久性、標準化、堅牢性、識別性