2024.10.03きちんと対策をしよう! ベビーカーの盗難対策

赤ちゃんを乗せるためのベビーカーにも盗難対策をしていますか?まさかベビーカーを盗む人なんていないはず…と、あまり気にしていない方も多いかもしれませんが、ベビーカーをそのまま放置していると盗まれてしまう可能性があります。なぜ盗まれてしまうのか、どのような場所で盗難されやすいのか、どう盗難対策をしていけばよいのかをご紹介します。

ベビーカーの盗難は意外に多いって本当?

ベビーカーは、車や自転車と比べそこまで盗難の危険性が高くないように感じたり、盗んで意味があるの?と思うかもしれませんが、ベビーカーは実際に子どもがいる人が「使いたいから」という目的で盗むだけでなく「転売目的」で盗難するケースも考えられます。近年はオークションやフリマサイト等を使って、個人間で簡単に売買ができるようになっており、子どもが小さいときしか使わないベビーカーは人気のアイテムとなっています。海外の高級メーカーのものは特に人気があり、高額で取引することが可能になるため、転売目的の犯人から狙われやすく、より一層の注意をしておくべきでしょう。

ベビーカーが盗まれやすい場所

ベビーカーは、どのような場所で特に盗まれやすくなるのでしょうか。代表的なスポットにはショッピングモールがあります。子どもをベビーカーに乗せて家族連れで訪れる人が多い場所ですが、ベビーカーをたたんでも店内に置く場所がない場合もあります。店舗の外に置きっぱなしになっているベビーカーは狙われる可能性があります。また、遊園地や公園といったレジャー施設や、子どもの予防接種や健康診断などの検診会場でも気をつけましょう。ベビーカー置き場が設置されているところもありますが、多くの人が出入りするので盗難目的で持ち去る人がいても気付きにくい場所といえます。

ベビーカーの盗難対策

ベビーカーには、どのような盗難対策があるのでしょうか。

ベビーカーに名前を大きく書く

オークションやフリマサイトで売る際、より新品に近い状態であるほど売れやすくなります。そのため、消すことができないように名前がしっかりと書かれていれば、転売しにくくなり、盗難を防ぐ効果もあるでしょう。間違えて持ち去られたときでも、名前があれば自分のものだという根拠になります。

車や家の中に必ずしまう

自宅の敷地内にベビーカーを置いているときも、油断は禁物です。玄関先やアパートの通路など誰でも通れる場所に置いておくのは、住居の敷地内でも安全とはいえません。施錠できる場所にしまうことで、盗難リスクを下げられます。

ワイヤーロック等の鍵を使用する

自転車と同じように、チェーンロックやワイヤーロックを使ってベビーカー自体に鍵をかけておくのが盗難対策には有効です。ベビーカー専用の鍵も売られていますが、自転車用の鍵でも使えるものは多くあります。ワイヤーロック等で地面に設置された柱などと固定しておくと、より安心でしょう。

ベビーカーの盗難対策を行うときの注意点

ベビーカーにおける盗難を考える際は、ベビーカー本体だけでなく、ベビーカーにつけているおもちゃや、下に乗せている抱っこひもや子供の靴、おむつや着替え等にも注意しましょう。荷物だけが盗まれてしまう可能性もありますので、ベビーカーから離れる時には、手荷物を含めた盗難対策をしておくことをおすすめします。ベビーカーが盗まれてしまうと、物理的な損失だけではなく、心理的にもショックを受けてしまいます。自身で出来る限りの盗難対策を行い、万が一に備えるようにしておきましょう。